らー麺 つるや(栃木県・壬生町)


 栃木県壬生町の県道2号(壬生パイパス)沿いに、「とんこつしょうゆ」のそそられる看板が立った店が出来たので、出撃しようと思いながら1年近くが経過してしまった。そして今回、ついに目的の店「らー麺つるや」に突撃することとなった。壬生バイパスの今井交差点より少々北に店舗はあり、上り車線からしか入ることが出来ない。駐車場は車が10台ぐらいは置けそうな広さであり、店内は座敷、テーブル、カウンターと、かなりの人数を収容できそうな広さであった。店に入るとほんのり香ってくるとんこつの匂いが、まさに食欲をそそる感じである。13時を過ぎていたからか、店内は混んでいる様子もなく、すぐにテーブルに座れた。テーブル上のメニューには、麺の茹で上がりに9分ほどかかるとの注意書きがされていた。
 メニューは、「地鶏と魚介の薫る和風スープ」(以下、和風)と「こってり濃厚豚骨醤油スープ」(以下、豚骨)、「極太ボリューム麺(280g)」(以下、つけ麺)の3種類に大別される。値段は和風系が「らー麺600円」、「つるやらー麺800円」、「チャーシュー麺900円」、豚骨系が「とんこつ醤油600円」、「つるやとんこつ800円」、「チャーシューとんこつ900円」、つけ麺系が「つけ麺650円」、「つるやつけ麺850円」、「チャーシューつけ麺950円」となっている。この中から今回は、和風系のつるやらー麺【写真右】と、豚骨系のつるやとんこつ【写真左】を食べてみた。どちらもトッピングはとろけそうに柔らかいチャーシューとメンマ、中が半熟の煮卵に海苔となっている。麺は中太のストレート麺で、表面がつるつるしておりコシもあるため、なかなか食べやすい。豚骨系は、とろみがありコッテリしているスープで、味は意外とマイルドかつ決してきつい感じはしない。和風系は、魚介系のスープに豚骨系のスープがブレンドされていて、非常にカツオブシ系の香りが強い。また豚骨系ほどではないが、こちらも非常にコクのあるスープである。総括すれば、ここのラーメン、コッテリ派には超オススメの一品であることには違いない。

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