らー麺バカ一代・大晟(栃木県・上三川町)


 国道4号バイパスを小山から宇都宮方面へ向かい、日産栃木工場の入口がある上蒲生交差点より県道35号を宇都宮方面へ入ると、すぐ右手に「らー麺バカ一代・大晟」があります。駐車場は十分広く、行列もしていなかったので入りやすかったです。店内は4人がけのテーブル4つと、15人ぐらい座れる大テーブル、あとはカウンターに5〜6席といった具合です。席に座るとお通しのようにきゅうりとキャベツの浅漬けが出されました。お冷のはイタリア風のボトルに入ってきて、ラーメン屋らしからぬアイテムにちょっと驚かされます。
 ラーメンのメニューは、鶏油じゃい麺(白、茶、黒、塩)が400円、チャーシュ1枚入りが550円、2枚入りが650円。炙りチャーシュー麺が780円、つけじゃい麺が400円、鴨汁つけじゃい麺が780円、炙りつけじゃい麺が780円などです。別にトッピングとしてしゃもの煮玉子100円があります。「じゃい麺」とは「じゃぱん」+「イタリア」。つまり国産の小麦粉とイタリア産のパスタ用セモリナ粉をバランス良くミックスしたオリジナル麺です。歯ごたえと喉越しが抜群に良い麺です。スープは鶏・豚・鴨・野菜をベースに鰹節と昆布を加えた、あっさりだけどコクのある味わい深い仕上がりです。白は白醤油(写真左)、黒は濃口醤油とたまり醤油(写真右)、茶は薄口醤油を使用しています。炙りチャーシューは、コンロと大きなチャーシューが別に出されて、その名のとおり炙りながら食べることになります。備え付けの揚げネギと揚げニンニクはお好みで入れましょう。結論として、麺にもスープにも独創的な工夫がされているなかなか侮れないラーメンという感じを受けました。

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