幻の自動販売機「VIVO」を探せ!


 群馬県千代田町の県道38号沿いで発見したスリムタイプのVIVO。木々に覆われつつありながら、ベトコンのようなカサを装備するその姿は、まさにジャングルを生き抜く戦争行方不明者に匹敵する生命力である。ここまで色褪せてしまいながらも、いまだに撤去されることなく行き続けるVIVOに、満場一致のスタンディングオベーションを贈りたい(^_^;)。

 レモンスカッシュ・マイルドコーヒー・ラムちゃんと、当時の人気商品がそのままディスプレイされていた。側面の「より いのは だけ」を読んでも、その意味を理解できる歴史学者はいないであろう。驚くべきことにこのスリムボディーは松下電器製であり、天下の松下もVIVOビジネスに手を染めていたという動かぬ証拠となるであろう(^_^;)。

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