CB1300にハンディGPSの取り付け 2006年7月

 2006年6月にハンディGPSのMioが発売された(公式HPはこちら)。Windows Mobile 5.0を搭載しているということで、ほとんど衝動買い気味でP350タイプを49800円(税込み)で購入してしまう(^_^;)。1週間ほど車につけて使ってみたが、小さい割にはなかなか使えそうなので、いよいよバイクに装着してみることにする。ジェベルは純正のGPSが着いていたので、今回はCB1300に装着してみることにする。
 Mioはバッテリーで駆動するが、フル充電してもせいぜい4時間ぐらいしか持たないので、まずはバッテリーから電源を取れるようにしてみる。用意したのはカーメイト製のヒューズBOX配線2連ソケット(写真左)。これはその名のとおりヒューズボックスから簡単にシガーライターソケット電源が取り出せる商品(880円)である。Mioにはシガーライター用のコードが標準でついているのでこれをつけるだけでOKなのだが、デジカメや携帯の充電も出来るようにと、セルスター工業製のモバイルパワーボックスインバーター(写真右)も1980円で購入した。
 早速CBのシートをはずして、BOXのアースコードを近くにあるネジにかませてボディアースする(写真右参照)。次にヒューズボックスを開けて、ウインカーやホーン用の15Aヒューズをはずす。そして代わりにBOXソケットの平形端子を差し込む(写真左)。このときバイクのキーをONしてBOXの通電ランプが点灯するようなら誤配線のため、端子の差込を逆にする必要がある。続けて抜き取ったヒューズをBOXに繋がっているヒューズケースにセットする。バイクのキーをONしてBOXの通電ランプが点灯するようなら接続完了である(簡単!)。試しにインバーターをBOXに差し込むと、こちらも通電ランプが点灯してOKであった(写真右)。ただし、このままではヒューズボックスの蓋が閉まらなくなったので、カッターでコード2本分が出るくらいの切れ目を入れて、無理やり蓋を閉めた(^_^;)。
 Mioにはバイクのハンドルに装着できるアダプターが標準でついていたので、それをCBのハンドルに取り付けてみる。角度をメーターと同じぐらいにしてそのままセンターにつけると、イグニッションキーの差込みと干渉してしまうので、少々左寄りに取り付けてみた(写真左)。あとはBOXの取り付け位置だが、標準のコードが80cmほどしかないのでハンドル周りまでは届かない(悲)!まぁコードを加工して長くすれば良いのだが、今回はタンク後部に100円ショップで入手したマジックテープ(写真右)を利用して取り付けることにする。これならば、取り外しもワンタッチで利便性が良い。
 BOXの取り付け位置がタンク後ろのため、GPSの電源ケーブルがタンク上にぶらついてしまうので、タンクバックでコードを挟んでみた(写真左)。見た目はイマイチだが、とりあえずはこれで走行には支障ないであろう。ゆくゆくはコードを延長してタンク下を這わすようにしよう。
 キーをONにしてみると、無事に通電しGPSも起動した(写真右)。ガレージ内だったので視認性に問題はなかったが、日の下では反射により状況が変わるかもしれない。
 今回はとりあえず繋げただけのようなレベルで、実際に走行して使ってみたわけではない。その辺はまたツーリングレポートでも触れてみたいと思う。今後は、次のような課題をクリアしなくてはならない。
@短すぎるコードの延長化で、ハンドル周りにソケットを移動させる。
A雨天走行を想定した防水対策。
B振動や汚れからGPS本体をシールドする。
まず雨天時、GPSはタンクバックに、BOXはシート下に収納して走らなくてはならないであろう。それも面倒なので、防水対策は必須である。また、ジェベルにも装着できるようにしていこうと思っている。

inserted by FC2 system