DryMasterレインスーツ 2006年12月

 1月のNZツーリングを控えて、コンパクトで機能性の高いレインスーツを新規購入しようと考えていたところ、RSタイチのドライマスターレインスーツが在庫処分で売られていたので、ここぞとばかりに購入してしまった。DryMasterは透湿防水モデルなので蒸れにくいし、定価11,340円が8,500円ならば悪くないのではと思う。
 ドライマスターとは、無孔質タイプ特殊メンプレン(ポリウレタン層)のラミネート加工により優れた防水性能と、その特殊分子構造による透湿性という特徴を持っている。と、商品タグに書かれていた(写真上)。何だか良くわからないが、多分スゴイに違いない(^_^;)。
 色は黒と黄色があったのだが、視認性の良さを考慮して黄色を選んだ。新品時は綺麗で良いのだが、使い込むと汚れが目立つのが難点だ。上衣は少々丈が長めで、ウエストバックをしながら走る自分にとっては嬉しい限りだ。ズボンの裾はチャックが開き、ブーツの上からの着脱にも考慮している。また裾にベロクロがあるので、走行時もバタツキ防止に役立っている。
 上衣の腰の部分にもバタツキ防止のベルクロがあり、スタイル的にもワンポイントとなっている。ポケットは浅めのため、濡れてもよいものを入れるようにしたほうが無難である。フロントのチャックはマジックテープの重ねあわせで防水性を高めている。そして素晴らしいのが表面の加工処理で、DryMasterの名のとおり、ベタつかないドライな感触の仕上がりとなっていて、一見してカッパのように見えないのが良い。
 後ろは反射するラインが入っており、夜間の後続車への注意も引くことが出来る。襟には折畳み収納式のフードがついており、雨天時のテント設営などには便利である。ただし着脱できないので、収納したままだと襟元が少々窮屈に感じられる。
 収納袋は四角く、チャックが縦横半周オープンとなるタイプで、レインウエアを綺麗に収納することができる。袋自体も丈夫で安心が出来るが、サイズは少々大きめなのでバイクに積むときはそれなりに場所を取ってしまいそうだ。自分の場合、その大きさを利用して、ブーツカバーもこの袋に収納してしまっている(^_^;)。

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