CB1300ユーザー車検 2008年05月

 250ccを越える排気量のバイクは2年に一度車検と言うものがある。自分のように車2台にバイク2台を所有していると、毎年車検を受けねばならず、この費用がバカにならない。せめてバイクの車検代だけでも安く済ましたいという想いから、ユーザー車検をはじめるようになった。そしてCB1300については前回に続いて2回目のユーザー車検となる。
 ユーザー車検には予約が必要である。佐野自動車検査登録事務所では、2週間先までの検査予約が電話(050-5540-2120)で可能である。まずは検査希望月日を電話のボタンでプッシュする。続いて希望時間をラウンド番号(写真参照)で指定する。これで5桁の予約番号が与えられるので、メモに控えておく。
 事前に用意しておく書類は、@車検証、A自動車納税証明書、B定期点検整備記録簿、C自賠責保険証明書、の4種類である(写真参照)。Aは紛失していても発行元の役場で再発行してもらえる。またBはバイク屋にやってもらっても良いが、自分でやっても構わない。記録簿のサンプルはここからダウンロードできる。さらにCが間もなく切れる場合は、自動車検査登録事務所でも発行してもらえる。あとは鉛筆に消しゴム、ボールペンに印鑑、現金(3万円ぐらい)を持っていけばOKである。
 必要書類を持って自動車検査登録事務所へと行く(写真上)。佐野自動車検査登録事務所の場合は、はじめにA棟の2番窓口で「自動車重量税納付書」と「自動車検査票」をもらい必要事項を記入する。記入した用紙を同じく2番窓口に提出する。検査手数料1300円と交付手数料400円を支払って、D棟へと移動する。そして商工組合窓口で「継続検査申請書」を40円で購入するが、自賠責保険も必要ならここで13400円を支払って証明書を発行してもらう。
 「継続検査申請書」に必要事項を記入(写真参照)するが、用紙がOCRとなっているので鉛筆での記入となる(自分は鉛筆を忘れて借りた)。記入できたら押印してD棟11番窓口で手数料印紙1700円と自動車重量税印紙5000円を購入して用紙に貼り付けてもらう。引き続き、D棟12番窓口に自動車納税証明書を提出し、自動車検査票に確認印を押してもらう。以上の書類を再びA棟2番窓口に持って行き、予約番号を告げる。
 書類を持ってバイクを検査場に移動する。佐野自動車検査登録事務所の検査コースでバイクは一番外側のコースとなっている(写真奥)。第1ラウンドを予約したのだが、さすがにバイクは他に居ず、この日の先頭バッターであった(^_^;)。はじめに検査官がバイクの外観をチェックする。ウィンカーやホーン、ブレーキランプ、ハンドルロック、ボルトの締め付け具合などが主なチェックポイントのようだ。前回はここで整備記録簿の提出を求められたが、今回はそのチェックはなかった。
 続いてスピードメーターの検査に進む。バイクをローラーの上に乗せて、バイクのスピードメーターが40km/hになったら足元のスイッチを踏む。これは難なくクリア(^_^)V。さらにブレーキのテストに進むが、同じくタイヤ下のローラーが回って、前の電光掲示板(写真参照)に指示が出たらブレーキを踏む。前後ブレーキともこれまた簡単にクリアした。そして最後に難関の光軸テストだ。前回はここでダメで、近くのテスター屋さん(タジマキコー)に調整(当時1500円)をしてもらった。ライトをハイビームでつけてつけてじっとしていると、測定器が前方を動き出す。何と今回は1発で合格となった!
 検査場出口にある総合判定室(写真上)で書類に押印してもらう。検査自体はほんとうに15分もかからないで終了してしまった。再びA棟へ行き、1番窓口に書類を提出する。これで新しい車検証とシールがもらえる。肩透かしを食らったように、実に簡単に終わってしまった。これで何万円も得するのだから、自分でやらない手はない(^_^;)。
 総費用は自賠責保険料を入れて21,840円であった。250ccの自賠責保険が2年で12,000円程度だから、これなら大型バイクの維持費も250ccと遜色ないレベルに出来るのことになる。これで無事にナンバープレートに平成22年まで有効のシールが貼られて、あと2年間は安心して乗ることが出来る(写真上)。以上、とっても簡単に出来てお得なユーザー車検だが、あくまでも公道での使用権利が2年間分得られただけなので、トラブルなく乗り続けるには日ごろの整備をちゃんとやり続ける必要があることをお忘れなく(^_^;)。

inserted by FC2 system