海外編
全国に数多く存在するみやげもの。中には名物ならぬ”迷物”も平気な顔して売られている。日本の平和のためにも、そんな”迷物”を放置しておくわけには行かない虎たちが、珍名物に惜しみなく投資をするという土産の虎。このあといったいどうなってしまうのか!

淡水魚酥

 台湾・台北市内のセブンイレブンで見つけた怪しいパッケージのお菓子です。そのメロドラマ風のパッケージとは裏腹に、名前の「淡水魚酥」をそのまま訳すと「淡水魚はしびれる」となります(笑)。値段は20元で、日本円にすると80円ぐらいとなかなかリーズナブルです。早速パッケージを開けてみると、かっぱえびせんの出来損ないみたいなのが出てきました(下写真)。食感もかっぱえびせんのそれに似ていますが、もう少し硬いです。味はえびせんの”えび”の代わりに”魚”をすりつぶして混ぜた感じです。そして良く噛んでいると後からピリリ辛さが効いてきます。この辺が「淡水魚はしびれる」と呼ばれる所以でしょうか(^_^;)?

通心宝

 多難過さんよりいただいた「通心宝」なるこれまた謎の商品。中国語につき最後の文字は日本の漢字に直して”宝”としました。出前一丁の中国版みたいですが、”通心粉”が中国語でマカロニのことですから、パスタ系の食べ物ということは容易に想像できます。鍋で3分煮込むと、海鮮風味のパスタが出来上がります。野菜を刻んで入れてあげれば、結構イケます。出前小僧のイラストも入っていて、パッケージも楽しいですね(^_^;)。日清食品有限公司の商品でした。

おいしい

 多難過さんが秘密の潜伏先より入手した「Oishi」なる謎の商品。パッケージデザインに思い当たる節がありましたが、やはりそうでした。カッパえびせんです。しかもスパイシーな味付けでなかなかイケます。ただし生産は日本ではなくフィリピンです。カルビーの文字も見当たりません。ホームページアドレスが書いてあったのでアクセスしてみると・・・。またもや謎が深まります(^_^;)。

ワニ&カンガルージャーキー

 オーストラリア・メルボルン空港の土産屋で入手しました。以前シドニーでも同類の商品を購入しましたが、こちらのほうが少し安めです。カンガルーは塩辛いですが、歯が丈夫なら食えなくありません(^_^;)。ただしパッケージに書いてある”テリヤキ味”および”ソフト”は???でした(ノД`) 。ワニはカンガルーよりあっさり目で、どちらかというと鶏肉っぽいでしょうか。いずれにしてもおいしいとは言えませんね。

ダイエットケーキ

 オーストラリア・メルボルン空港の土産屋で入手しました。やたらと”ヘルシー”だの”ダイエット”だの書かれているので、味はいったいどうなんだ!と、少々怒りをこめて購入したのですが、やはり激マズでした(ノД`) 。何やらフルーツらしき欠片のはいった酒臭いケーキで、いくら”ヘルシー”と言われても二度と食いません(^_^;)。

インチキストラップ

 インドネシアのジャカルタ市内のあるデパート脇にコピー商品が氾濫する出店街があります。そこで何やら日本語の書かれたストラップ(写真左)を発見しました。青・赤・黄・茶・紺の5色揃ったそのストラップには「定番今やヒツコリーガ主流のワークゥエアの」などと、意味不明の言葉が入っていました(ToT)。価格は5000ルピア(50円ちょっと)ですが、いったい誰がこんなもの欲しがるというのでしょうか?といいながらも5本も買ってしまった自分がそこに居ました(ノД`)

キムチチョコレート

 韓国・ソウルのインチョン空港でGETしたキムチチョコレート。パッケージのデザインがとてもチョコレートとは思えなかったので、思わず買ってしまいました。B級Die好き荒川さんにお土産でお渡ししたところ、炎の試食レポートをいただけましたので、ここに紹介いたします(^_^;)。

以下は荒川さん談

『ゲテモノかと思いきや、普通の人でも食べられる味でした。キムチというより、とうがらしチョコという感じで、食べた後にとうがらしの辛みが口の中に広がります。辛みも心地よいレベルで、罰ゲームというほどではありません。
【写真上】外箱、【写真左下】蓋を取ったところ。個別の包装紙で、一個一個、書いてあることが全部違います。でも、中のチョコは同じ。【写真右下】中のチョコ。外観普通ですが、.断面にオレンジ色の層が見えます。日本のお土産は、中にお菓子の由来を書いた紙が入っていることが多いのですが、キムチチョコは何も入っていませんでした。外箱に詳しい原材料も書かれていなかったので、詳細情報は不足しています。』

レモン風味ラーメン

 アメリカ某所・偽豪州アジトに潜伏していた田中卓さんがお土産として送ってくれたレモン風味のラーメン。一応、発売もとはマルちゃんなので、激マズということはないにせよ、レモン味のラーメンとはいかがなものか!とりあえず、袋を開けてみると、普通のインスタントラーメン。作り方も同じで、麺を煮てから粉末スープを入れる。食べてみると以外や以外、コンソメっぽいスープにレモンの酸味が程よく溢れて、なかなかおいしい!これならまた食べてもOKといった感じです(^_^;)。

毛沢東の腕時計

 中国の首都・北京の秀水市場で購入した腕時計。毛沢東の腕がカクカクと手を振るのが特徴です。値段を聞くと、店員は「270元ですよ」と言いましたが、「70元でないと買わない」と言い張ると、ふてくされた顔でしぶしぶ売ってくれました。ベルトは革製で、裏には毛沢東の何かの記念の文字と、共産党の☆印が刻まれています。今時、手動巻きの時計なので、面倒極まりません。安い買い物をしたと思ったのもつかの間、1日に何時間もずれるので、実用的ではありませんでした(^_^;)。

ロシア製カード入れ

 ロシア領サハリンのユジノサハリンスク駅にあるキオスクにて購入したカード入れ。デザインがKGBのライセンス(見たことないが・・)っぽくてカッコイイので、思わず買ってしまった。しかし、パスポートサイズより小さく、クレジットカードサイズより大きいため、何も入れるものがなく、書いてある文字もロシア語につき、さっぱりわからないので、今のところ何の役にも立っていない(^_^;)。

ロシア製チューインガム

 ロシア領サハリンのユジノサハリンスク駅にあるキオスクにて購入したチューイングガム。値段は6ルーブル(約24円)と激安。味もイチゴやらぶどうやらリンゴなど数種類があった。口に含むと必要以上に強烈なフルーツの香りが口の中に広がり、最初の味はかなり濃い。しかし、すぐに味がなくなり、物足りなさを感じてしまう。包み紙には写真のように、紙に包んでゴミ箱に捨てろという、マナーのイラストが書かれていた。(^_^;)。

ロシア製チョコレート

 ロシア領サハリンのユジノサハリンスク駅にあるキオスクにて購入したチョコレート。パッケージが綺麗なので思わず手が伸びてしまった。値段は16ルーブル(約64円)と見た目よりかなりお安めの値段であった。無類のインチキ好きとしては、中身はとんでもないモノを期待したが、ごく普通のチョコレートに、ある意味拍子抜けしてしまった(^_^;)。

スモーキーバーベキューライスクラッカー

 ニュージーランドのダニーデンという町のスーパーマーケットで、浮世絵風のデザインが施されたパッケージに引かれて2$余りで購入したせんべい。スモーキーバーベキュー味とのことだが、ピザソースっぽい味付けが、意外とせんべいにマッチして、食べるのが止まらなくなるほどうまい。日本で発売すれば、間違いなく売れると思うのだが・・・・。発売元はオーストラリアのファンタスティックという会社で、インスタントラーメンなども販売している。(^_^;)。

珍獣ジャーキー

 オーストラリアのシドニー空港で販売されていた珍獣のジャーキー。真ん中のカンガルージャーキーは意外と食べやすく、臭みもない。見た目もビーフジャーキーのようで、黙って出せば気がつかないぐらいに普通であった。左のクロコダイルジャーキーは、ちょっと固めだが、色は薄い黄色で、味はまずますである。右のエミュージャーキーは、見た目がかなりどす黒く、独特の香りが残る感じで、ダメな人も多いのではないであろうか。値段はカンガルーが13.95A$、クロコダイルが16.95A$、エミューが9.95A$と、結構イイ値段のする商品であった(^_^;)。

イギリス製ビール

 オーストラリアにて、下で紹介したビールはいろいろな店で売っていたのだが、ある酒屋で写真のビールをはじめて見つけて、試しに買って見た。よく見るとイギリス製のビールで、容量が440mlという中途半端な値なのが気になる。口を開けると勢い良く「プシュッ!」と言う音がして、すかさずグビグビと飲んでみた。するとまるで気の抜けた状態のビールが出てきて、思わず二口目を飲むのをためらってしまった。結果として、炭酸がほとんどないビールで、お世辞にもうまいとは言えない代物であった(^_^;)。

タイ製カップ麺

 こちらはタイ製のカップラーメン。「レッドカレービーフ」と書いてあったので、カレーラーメンかと思ったが、香辛料がきつく、結構辛いのが特徴。どちらかというとトムヤンクン風味と言ったほうが無難かもしれない。作り方は日本と同じで、お湯を注いで3分待つだけ。調子に乗ってスープまで飲み干したら、翌朝、お腹が下ったのは言うまでもありません(^_^;)。

サンライス

 これは、お湯を注ぐだけで、カレーピラフもどきが出来上がるという、インスタント食品。お湯の量が多すぎても、少なすぎてもまずくなってしまうというオーストラリアの極モノ商品。日本でもキャンプ用に似たようなモノが売られているが、こちらの食品の特徴は「Fat Free(脂肪分が含まれていない)」が宣伝の売りと言うこと。お米はタイ米のように長い形をしたもので、湯量さえ間違えなければ何とか食べられる(^_^;)。

オーストラリアビール

 オーストラリア産のビールで、左からTOOHEYSのゴールドビール。鹿のマークが目印で、癖がなくて飲みやすい。真ん中がCASTLE MAINEのXXXXビター。缶の色といい、名前といい死ぬほど怪しいが、これが意外とあっさりしていてうまい。右がTOOHEYSの黒ビール。トレードマークの鹿の絵は健在で、こちらはコクがあって、これまたうまい。いずれも375mlと日本にはない容量で、価格も2A$程度と手ごろな価格であった。

マーマイト(ベジマイト)

 オーストラリア人が好んでトーストに塗って食べるチョコレートペースト状の怪しい食べ物がマーマイト、もしくはベジマイト、プロマイトである。これは麦芽の発酵食品で、醤油に似た死ぬほど強烈な香りがあり、味もちょっと塩味があるので、日本人でこれが好きな人はまずいないであろう。しかしながら、オーストラリアやイギリスの人は平気な顔をしてこれを食べている。言わば、日本でいうところの納豆のような食品に違いない!写真のマーマイトは、炎のブリテン野郎「4時猫さん」より譲り受けました。

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