【第10号機】KAWASAKI GPZ250R


 RHで懲りたのか、「やっぱりバイクは4サイクル!」と言うことで、上野のバイク街で出物を探す。当時は250ccも最高出力40馬力を越える車種が出ていたが、カネなし貧乏野郎には、近づくことすら許されなかった。そんななか、カワサキ初の250ccDOHCツインで、最高出力43馬力のGPZ250Rが売りに出されていた。このモデル、カワサキが満を持して発売したが、その奇抜なデザインに不人気となり、すぐさま後継機が出てしまった幻のモデルである。上野のアス○モータースで、RH+17万円で購入。歯切れのいいエンジン音で最高速160km以上を記録。燃費もリッター25〜30km走り、コイツで東北ツーリングなどにも出かけた。エンジンはタフであったが、白いホイールや赤いシートは、汚れやすく、エキパイもさびやすくてていただけない。そして、あるバイクの発表とともにお別れを決意する・・・(続く)

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