【第11号機】HONDA XLX250


 すでにGPZを所有していたが、オフロードの楽しさが忘れられずに、横浜の千○商会という解体屋にコロがっていたのを見つけて購入する。解体屋とはいえ、ちゃんと動くようにして引渡ししてもらったため、7万円の費用を要した。4バルブの単気筒エンジンは粘り強く、加速および燃費も良好。排気音もはぎれのいい音で、スピードも130km以上出た。ただし、キック始動で気を抜くとものすごいケッチンをくらい、足のカカトが血だらけになることもあった。コイツで北海道にも行き、林道をトコトコ走る楽しみも覚えることが出来た。凍結の盆掘林道で思いっきり転倒し、リヤフェンダーとウインカーを消失しても、車体はビクともなく、平気な顔して走り続けるほどタフなヤツだった。メーター3万km以上走っても、まだまだ元気だったのだが、次なるオフ車購入のため、いとこに3万円で譲った。

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