長野県の県道84号を進み、乗鞍スカイラインを走る。快適な道がしばらく続くが、やがて道は細く、勾配もきつくなってくる。行く手に見える乗鞍岳には、9月と言うのに、雪が残っている。樹林帯のワインディングを登っていくとやがて、雄大な景色が眼下に広がる。最高所の2700mを過ぎ、スカイラインも下りへとはいると、写真のような平湯方面の展望が開けてくる。残暑厳しいときでも、ここはまるで別世界の涼しさが迎えてくれて、何とも気持ちの良いツーリングが出来るはずである。

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