File Number 209 : Discovery day is on April 28,2003~


 大分県野津町のR502沿いで発見!臼杵から竹田方面へ向かってバイクを走らせ、R10と分かれて2kmほどの地点まで来ると、右手に舗装路が分岐しており、その入り口には「庭 来ればわかる⇒」の看板が立っていた。これを見て、気にならない人はいないと思われるが、案の定、自分もこの看板に吸い寄せられるように脇道へとバイクを進めてしまったのであった。

このあと、インチキ野郎が目にしたものとは!(^_^;)


 しばらく進むと、T字路に道が分岐しており、そこに道案内標識が立っていた。さて、どちらへ行こうかと標識を見てみると、直進は「来ればわかる」!な、なんと、道案内にまでナゾの文字が書かれていた。しかも、標識のサビ具合から、かなり前から立っていたモノと推測できる。何はともあれ、標識に従い、まっすぐ進むことにする。

その先には誰もが目を疑う光景が待っていた!(^_^;)


 カーブを抜けると、左手に看板が見えた。「あぁ、よくある交通標語の看板だな。見る間でもないかな。」と思いきや、そこには「カーブ、見えない車をよけて走れ!」と、半ば強引な表現の文字が並ぶ!そこにはやはり「なしか、来ればわかる」の、あのセリフが並んでいた。いったいこれは、どうしたことであろうか?世界征服をたくらむ悪の秘密結社の仕業か!はたまた、人類から地球を奪おうとする宇宙人の陰謀か!恐怖に苛まれながらも、さらにバイクを進めるのであった、が!

しかし、またもや信じられない光景が待ち構えていた!(^_^;)


 さらに進むと、交差点に差し掛かってしまう。「しまった!この先どっちに進めばいいんだ!」と叫び、電柱の脇に目をやると、小さな道案内標識が立っていた。「まさか、ここには書いてないよな?・・・な、ぬぁにぃ!」。そう、まさしくそこに書かれていたのは「来ればわかる!」。恐るべし、”来ればわかる”。本当に来ればわかるのか?すでにインチキ野郎の思考能力はゼロに近づいていた。

このあと、いったい、どうなってしまうのか!(^_^;)


 とりあえず、”来ればわかる”方向へバイクを走らせる。今度は長方形の大きな看板が出現した。地名がたくさん書かれているのに赤い矢印はひとつしか描かれていない。「ん!まさか!、来ればわかる・・・・(来ればわかる)・・・」。催眠術にかけられたように、矢印の方向へバイクを走らせる。「ここはいったい何処なんだ?この先、いったい何があるんだ?来ればわかっても、二度と戻れないのではないだろうか?もしかして悪の集団に捕らえられ、改造人間にされてしまうのか?北の工作船に拉致されてしまうのか?」、もはや疑念は募るばかりで、これ以上進むのは危険と判断、涙を呑んで来た道を戻ることにした。しかし、ネッシーやビックフット、UFOとともに、世界の七不思議に数えられるかもしれない”来ればわかる”、いずれ誰かが解明しなくてはならないときが来るに違いない(^_^;)

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